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キャプチャー

コンピューターやスマートフォンなどの画面に表示されている画像や動画をデータとして保存する操作のことです。(詳細は以下)

キャプチャーを説明している画像

映像制作の工程で、クライアントと制作会社のコミュニケーションにおいて、動画の1カットや特定の画像を指定する時に便利な技術です。



1. 画面キャプチャー(スクリーンショット)


  • コンピューターやスマートフォンの画面に表示されている静止画を画像データとして保存すること。

  • 画面全体を保存する場合もあれば、特定の領域だけを切り取って保存する場合もあります。

  • 操作手順やウェブサイトの画面などを記録する際に便利です。



2. ビデオキャプチャー


  • テレビやビデオカメラなどの映像をコンピューターに取り込み、動画データとして保存すること。

  • ゲーム実況動画の作成や、古いビデオテープのデジタル化などに利用されます。



3. データキャプチャー


  • 広義には、コンピューターが外部からデータを取り込むこと全般を指します。

  • 例えば、センサーが収集したデータをコンピューターに取り込むことなどもデータキャプチャーに含まれます。

映像制作業の現場から


「ビデオキャプチャー」


1980年代中盤以降、ビデオ編集がデジタル化していく中で、アナログビデオをコンピューターへ取り込み、デジタル動画へ変換する作業を「ビデオキャプチャー」と呼ぶようになりました。

ただし、当時の映像関係者の多くは、「キャプチャー」という言葉を、現在のような「瞬間を切り取る」という感覚では捉えていませんでした。

むしろ、

「アナログ映像を丸ごとコンピューターに変換する技術」

というイメージで理解されていた側面が強かったと言えます。


一方、技術的に見ると、当時のビデオキャプチャーも本質的には、

  • 一定間隔で映像をサンプリングし

  • 1フレームごとに数値化(量子化)する

という処理でした。


たとえばNTSC映像であれば、毎秒29.97フレームという単位で、瞬間的な映像情報を連続的に取得していたわけです。つまり、「ビデオキャプチャー」とは、実際には当時から「瞬間を切り取り、固定する技術」の連続だったとも言えます。

当時の現場では、その“連続した瞬間の集合”として映像を扱うという技術的本質よりも、「テープ映像をコンピューターへ取り込む作業」という実務的な感覚のほうが強く意識されていたのです。

最終更新日

2026年8月7日 14:52:32

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

 執筆者ブログ「映像制作ガイドブック」

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