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プロンプター

主に映像制作やプレゼンテーションの現場で利用される、原稿を映し出す装置のことです。(詳細は以下)

プロンプターを解説するイメージ(監修・神野富三)

プロンプターの仕組み


プロンプターには大きく分けて2つの種類があります。


カメラプロンプター

カメラのレンズの前に設置され、ハーフミラーを通して原稿を表示します。これにより、出演者はカメラを見ながら原稿を読むことができ、自然な表情でカメラに向かって話すことができます。


スピーチプロンプター

透明なアクリル板などに原稿を投影し、演説者などがそれを参照しながら話すための装置です。



プロンプターの利点


カメラ目線を保てる

原稿を見ながらでも、カメラを見て話すことができるため、視聴者との一体感を高めることができます。


台本を暗記する必要がない

原稿を見ながら話すことができるため、台本を暗記する手間が省けます。


スムーズな進行

途中で言葉に詰まることなく、スムーズに進行することができます。


正確な情報伝達

事前に用意された原稿通りに話すことができるため、正確な情報を伝えることができます。




プロンプターの活用シーン


ニュース番組

ニュースキャスターが原稿を読み上げるときに使用されます。


プレゼンテーション

長文のスピーチやプレゼンテーションを行う際に使用されます。


インタビュー

インタビュアーが事前に用意した質問を確認しながらインタビューを行う際に使用されます。


YouTube動画

YouTuberが台本を見ながら動画を撮影する際に使用されます。

映像制作会社としての視点


カメラ目線が欲しい時


いま流行のワンショットのインタビュー動画は、ほとんどの場合、インタビュアーがカメラ側の少し離れた位置にいて、インタビューされる人の目線は意図的にカメラから外れています。これはインタビューコメントに真実味をもたせ、本当のことを言っているように感じさせるためです。

対して、カメラ目線でコメントを発すると、それらの言葉は視聴者語りかけているように見え、意図的で強いメッセージを発していると感じます。プロンプターは、こうした目的の撮影に効果的です。



プロンプターを使用する時の留意点


表示する文字はある程度の大きさが必要であり、多くの場合、読み上げる原稿を1画面では表示できないため、オペレータがついて、話し手のスピードに合わせて画面をスクロール操作が必要です。話し手のスピードは一定ではないため、臨機応変なスピード調整が必要です。

収録の場合は念入りにリハーサルをしましょう。


また原稿はあらかじめインストールして、文字の大きさ、余白などを調整しておく必要があります。現場でどたばたすると、収録もうまくいきません。できれば前日のうちに準備しておくことをお勧めします。


プロンプターの装置はさまざまなタイプがありますので、セットアップ方法もさまざまです。これについても必ずあらかじめテストしておきます。


執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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