ショット
シュートボタンを押してカメラを回し始めてから、 止めるまでの連続した映像の一単位を指します。
つまり、RECを開始し、途中で止めずに撮影し、RECを停止するまでが1ショットです。編集によって途中が短く切られて使われても、撮影時点では同じ1ショットとして扱われます。
一方、「ショット」という言葉が、画面の大きさや構図を指して使われることもあります。たとえば、
ロングショット
ミディアムショット
バストショット
クローズアップショット
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などです。この場合「被写体をどの範囲で画面に収めるか」という意味になります。
また、編集された映像については、一般にカットから次のカットまでの連続した映像を1ショットと呼ぶこともあります。そのため「ショット」と「カット」はかなり近い意味で使われますが、原則的には、ショットは撮影を基準にした単位、カットは編集を基準にした単位です。
映像制作の現場から
欧米における使用実態
欧米の映像制作現場では、文脈に応じて両用語を使い分ける傾向が強く、撮影現場では「shot」が優勢であり、特にカメラワークや構図を議論する際には「shot」が使用されます。例えば「wide shot」「close-up shot」といった表現が一般的です。
編集作業においては「cut」の使用頻度が高まります。これは編集作業が本来「cutting」と呼ばれていた歴史的背景によるものですが、完成した映像の一単位を指す場合は、「shot」「cut」どちらも使用されます。
また、映画学校や専門教育機関では、この使い分けを明確に指導する場合と、そうでない場合が存在し、特に1960年代以降、フランスのヌーベルバーグの影響を受けた映画教育では、用語の厳密な使い分けよりも、映像表現の本質的な理解に重点が置かれる傾向にあります。
最終更新日
2026年10月14日 10:08:24

