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タイムラプス

一定の間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせ、時間の経過を早送りで表現する撮影技法です。長時間にわたる変化を短時間で視覚的に捉えることができ、自然現象や都市の風景など、様々なシーンで活用されています。

タイムラプスを解説するイメージ(監修・神野富三)

タイムラプスは、通常の動画撮影とは異なり、一定の間隔(インターバル)で静止画を撮影します。例えば、1秒ごとに1枚の写真を撮影し、それを繋ぎ合わせて動画を作成します。これにより、数時間、数日、あるいは数週間といった長時間の変化を、数秒から数分の動画に圧縮することができます。

映像制作の現場から


1. タイムラプスの撮影方法



カメラ


タイムラプス撮影に対応したカメラ(デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、スマートフォンなど)
インターバルタイマー機能やタイムラプス撮影モードが搭載されていると便利です。


三脚


長時間、同じ構図で撮影するため、カメラを固定する三脚は必須です。


インターバルタイマー(内蔵または外付け)


一定の間隔で自動的にシャッターを切るための装置です。



2. 撮影設定



撮影間隔(インターバル)


被写体の動きに合わせて適切な間隔を設定します。動きの速いものは短い間隔、遅いものは長い間隔で撮影します。



シャッター速度


動きのある被写体を滑らかに表現するために、やや遅めのシャッター速度を設定します。
絞り値:被写界深度を調整し、ピントの合う範囲を決めます。
ISO感度:明るさに合わせて調整します。
ホワイトバランス:光源に合わせて調整します。



3. タイムラプスが効果的なシーン



自然現象


雲の動き、星の動き、植物の成長、花の開花など、時間の経過による自然の変化をダイナミックに表現できます。


都市の風景


街の賑わい、交通の流れ、建築物の建設過程など、都市のダイナミックな動きを表現できます。


イベント


イベントの準備から終了までの過程、人の流れなどを記録し、イベントの様子を凝縮して見せることができます。


料理


料理の調理過程を早送りで表現し、視覚的に楽しませることができます。


アート


絵画や彫刻などの制作過程を記録し、作品が完成するまでの過程を表現できます。



4. タイムラプス撮影の注意点



バッテリー切れ


長時間の撮影になるため、バッテリー切れに注意が必要です。炎天下では加熱する危険性がありますので注意が必要です。


記録容量


大量の静止画を撮影するため、記録容量に余裕があることを確認してください。


天候の変化


屋外での撮影は、天候の変化に注意が必要です。ただし、快晴であるより雲があり動きがある方がダイナミックな映像になる場合があります。また、明るさの変化を感知してF値が自動的に変化することがありますので、オート設定に注意してください。



振動


強風や振動などでカメラが動かないように注意が必要です。できるだけ重い三脚がお勧めです。



盗難


カメラを放置するのは避けたいものです。できるだけ近くで見守りましょう。


変化のスピードが遅い場合は、粘り強くできるだけ長時間撮影しましょう。

なお、タイムラプス撮影を手動的に行っても楽しい映像が撮影できます。カメラをしっかり固定して、被写体になる人に、さまざまなポーズや表情を撮ってもらったり、移動したりしてもらい、数秒ずつ撮影します。編集して繋ぐと被写体が瞬間移動しているように見えて面白いですよ。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

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