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AE(エーイー)

Account Executiveの略語で、クライアントの課題解決をサポートする営業担当者のことを指します。広告業界や情報システム業界で営業を担する人の職名として使われます。

AEを説明している画像

広告業、情報システム業に共通する営業担当者の役割は、一般的に取引相手は法人や団体であり、単に営業窓口になるだけでなく、その法人や団体が抱える課題を解決する、ソリューション型ビジネスにおけるマネージメント全般の担当者であることです。


※Adobe社のAfter Effectsも、一般にA.E.と略されます。


AEに求められる能力


1. 顧客理解力と課題解決力


  • 顧客のビジネスや業界に関する深い理解

  • 顧客の課題やニーズを的確に把握するヒアリング力

  • 顧客の課題を解決するための最適なソリューションを提案する能力



2. 広告やITに関する知識と提案力


  • 自社製品・サービスに関する深い知識

  • 最新の広告・ITトレンドに関する知識

  • 顧客の課題に合わせて、最適な広告やシステム構成や導入計画を提案する能力

  • 提案内容を分かりやすく説明するプレゼンテーション能力



3. コミュニケーション能力と関係構築力


  • 顧客との信頼関係を構築するコミュニケーション能力

  • 社内外の関係者と円滑に連携する調整力

  • 顧客との長期的な関係を維持するフォローアップ能力



4. プロジェクトマネジメント能力


  • プロジェクトの進捗管理やリスク管理を行う能力

  • 複数の案件を同時に管理するマルチタスク能力

  • 納期や予算を守るための管理能力



5. その他


  • 情報収集力と分析力

  • 交渉力とクロージング力

  • 変化への対応力と学習意欲

映像制作の現場から


映像制作におけるプロデューサーは、このAEに相当すると言えます。


なぜエグゼクティブなのか?


1. 責任の所在


単なる営業担当者ではなく、顧客(アカウント)に対して深い責任を負い、顧客のニーズを理解し、最適なソリューションを提供し、長期的な関係を構築することが求められます。そのため、顧客との関係構築から、契約、納品、アフターフォローまで、幅広い業務を遂行する責任者としての役割を担います。

2. 権限の大きさ


顧客との交渉や提案において、一定の裁量権を持ち、顧客の課題解決のために、社内外の関係者と連携し、プロジェクトを推進するリーダーシップが求められます。そのため、経営層に近い視点を持ち、戦略的な判断を下す権限を持つことが期待されます。

3. 専門性と高度なスキル


顧客の業界やビジネスに関する深い知識、自社製品・サービスに関する専門知識、高いコミュニケーション能力など、高度なスキルが求められるため、顧客の経営層と対等に議論し、信頼関係を築くための専門性と経験が不可欠です。

「エグゼクティブ」という言葉は、AEが単なる営業担当者ではなく、顧客のビジネスを成功に導くための重要な役割を担う、責任と権限を持った専門家であることを示しています。

さらに現実的な理由として、広告は企業のブランドイメージを決定づけ、情報システムは企業の基幹をなすリソースであることから、それらに関する意思決定は上級役員とのコミュニケーションが不可欠です。そのため、それに相応しい肩書きとしてエグゼクティブの名が与えられたものと思われます。



最終更新日

2026年8月7日 14:52:08

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

 執筆者ブログ「映像制作ガイドブック」

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