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Final cut(ファイナルカット)

ファイナルカットとは、公開前の映画の最終決定版のこと、あるいはそれを決定する権利、またはAppleが開発・販売する、Mac用のノンリニアビデオ編集ソフト「Final Cut Pro」の通称です。

Final cut(ファイナルカット)解説するイメージ(監修・神野富三)

権利としてのファイナルカット


単に「最終編集版」という成果物だけでなく、その成果物を承認・決定するプロセスにおける権限を指す言葉としても使われます。例えば、「監督がファイナルカット権を持っている」と言えば、その監督が製作会社やプロデューサーの干渉なしに、作品の最終的な編集を自分の意思で決定できるという意味になります。


一般的によく「映画やテレビ番組などの映像作品において、ディレクタープロデューサーによって承認された、一般公開される最終的な編集版」という説明がされますが、ファイナルカット(最終編集版)が、必ずしもプロデューサーやディレクターの純粋な承認だけで決まるわけはなく、多くの場合、その背後には出資者、つまりスタジオや製作委員会、配給会社などの意向が色濃く反映されています。

映像制作の現場から


VP制作におけるファイナルカット


クライアントがある企業PRビデオの製作などにおいては、ファイナルカットの判断は当然クライアントに委ねられます。ディレクターやプロデューサーは、クライアントの意向を満たすため、最大限の努力をする責任があります。


執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

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