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フォーカスとは

被写体から反射した光を撮像面上の一点に正確に結像させること、またはそのためにレンズの位置を調整することをいいます。日本では「ピント」とも呼ばれます。

フォーカスを説明している画像

なぜフォーカスを合わせる必要があるのか


レンズは、一定の距離にある被写体の画像を一点に結像するように設計されています。

そのため近くの被写体にピントを合わせると遠くはぼけ、遠くに合わせると近くがぼけます。

そこで、撮影する被写体までの距離に応じてレンズの位置を調整し、像が撮像面上で最も鮮明になる位置へ合わせる必要があります。この調整をフォーカスといいます。



フォーカスと被写界深度


実際には、ピントが合う位置は一点ではありません。

フォーカスを合わせた位置の前後にも、「十分に鮮明」と感じられる範囲があります。これを被写界深度といいます。

絞り焦点距離、撮影距離によって被写界深度は変化するため、フォーカスは単に「ピントを合わせる」だけでなく、画面のどこまでを鮮明に見せるかという映像表現にも関わります。

映像制作の現場から


映像では、フォーカスは画質を決めるだけではありません。

どこにピントを合わせるかによって、視聴者の視線を誘導し、何を見せたいのかを明確にできます。

映像表現を構成する重要な要素の一つです。

最終更新日

2026年8月7日 5:52:56

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

 執筆者ブログ「映像制作ガイドブック」

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