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実写

映像制作において、実在する人物、物体、風景などをカメラで直接撮影し、映像として記録することを指します。つまり、アニメーションやCGのようにコンピュータで作り出した映像ではなく、現実世界をそのまま写し取った映像のことです。

実写を解説するイメージ(監修・神野富三)

実景と実写は違う


1. 実景の定義


定義
スタジオセットやCG背景ではなく、実在する場所・風景を実際に撮影した映像素材。


焦点
「その空間・場所が実在するかどうか」


具体例
街並み、山、空、実在するオフィスの外観、実在する駅のホーム、実際の店舗の内観など。


対義語
スタジオセット、マットペイント、CG背景(※実景素材に合成される場合もある)



2. 実写の定義


定義
カメラを用いて現実空間に存在する被写体を撮影した映像・写真、およびその制作手法。
フィクションかノンフィクションか、ロケかスタジオかは問わない。


焦点
「描かれたものか」ではなく「カメラで撮られたかどうか」


具体例
俳優の演技、爆発の炎、ミニチュア特撮、着ぐるみ、スタジオセットでの撮影など。


対義語
アニメーション、フルCG、イラスト、3DCGのみで構成された映像。

映像制作会社としての視点


PR映像のシナリオには、実際に撮影できる事象と、想像の上にしかない事象、あるいは歴史上の人物や出来事のため撮影できない、または機械の内部やコンピュータの機能など、撮影不能な事柄が数多く登場します。そうした撮影不能なものは「実写」できないことであり、それに対して撮影可能な事象は「実写」で表現することができます。


企業PRビデオの分野では、建設業や製造業などの現場は撮影可能なことが多くありますので、実写を中心に構成することが可能ですが、ITビジネスや人材派遣業などの紹介ビデオでは、現場と言える場面の撮影が難しいため、インフォグラフィックアニメーションなどの、非実写素材の割合が多い構成になる傾向があります。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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