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まわす

ビデオカメラのシューティングボタンを押して、撮影を始めることを言いますが、もちろん今は「まわす」と言ってもテープが回っているわけではありません。(詳細は以下)

まわすを解説するイメージ(監修・神野富三)

広告代理店の「まわし」


今はどうか知りませんが、バブル経済期の頃は、テレビ局に口座を持っていない映像制作会社が、独自の営業ルートでCM案件を受注し、電波料については大手の広告代理店に「まわす」ことで、マージン(利益)を折半するということが行われていました。

映像制作会社としての視点


「はい、では回しまーす」という言葉を使うカメラマンディレクターだったら、その人は記録媒体がテープだった時代から映像制作業界にいた人だと推定できるでしょう。

それでも、たとえば撮影中に雑音をたてる人がいると、その人を睨みながら指先をくるくる回す・・・なんてジェスチャーをする人は、若い世代でも今もいると思います。

私もやっぱり、撮影中は「いま、回ってますから」と言いたくなります。


しかし、「まわす」という言葉は、フィルム撮影の時代にさかのぼる映画用語だという主張も冥土あたりから聞こえてきます。いつの時代も自分の時代が社会の中心のように思うものですね。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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