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ラッシュ

映画やドラマ、CMなどの撮影した未編集の撮影素材そのもの、ないしは、その素材を試写することを言います。映像制作のデジタル化が進んだことで、その形態や目的は徐々に変化しています。

ラッシュを解説するイメージ(監修・神野富三)

デジタル化による変化


フィルムからデジタルへ

撮影されたフィルムを繋ぎ合わせたものをラッシュと呼びましたが、現在はデジタルデータで撮影されるため、フィルムを繋ぎ合わせるという作業は行われません。


オンライン試写

物理的なフィルムやテープではなく、オンライン上でラッシュ映像を共有できるサービスが普及しています。これにより、遠隔地にいるスタッフとも簡単に共有でき、より迅速なフィードバックを得られるようになりました。


目的の多様化

従来のラッシュ試写は、撮影された映像を確認し、編集の方向性を決めることが主な目的でしたが、現在は、プロデューサー監督、撮影監督だけでなく、 VFXチームや音響チームなど、より多くのスタッフが参加し、それぞれの視点から映像を確認する場としても利用されています。

映像制作会社としての視点


ラッシュ試写会の目的


撮影された映像の確認

撮影された映像が意図した通りのものであるかを確認し、問題点があれば修正を行います。


編集の方向性の決定

編集チームが、映像の構成やリズム、トーンなどを検討し、編集の方向性を決定します。


各部門間の連携強化

撮影、照明、美術、音響など、様々な部門のスタッフが、お互いの仕事内容を理解し、連携を強化します。


クライアントへの報告

クライアントに、撮影の進捗状況を報告し、意見を聞く場としても利用されます。


執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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