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サブタイトル

一般的にはコンテンツやイベントなどのタイトルに対してつけられる「副題」ですが、英語においては映像画面に表示するテロップ、字幕などの文字情報のことをSub Titleと言います。

サブタイトルを解説するイメージ(監修・神野富三)

字幕としての英語のSub Titleは、日本で一般的に言われるテロップのことです。

日本でサブタイトルと言えば「副題」という理解が一般的であるため、日本でこの用語をテロップの意味で使うと、コミュニケーションに齟齬が生じるので注意して使いましょう。

なお、テロップは、元々はアメリカ合衆国のグレイとCBSが共同開発したテレビジョン・オペーク・プロジェクター(Television Opaque Projector)という商標の略語です。

映像制作の現場から


動画マーケティングにおける「サブタイトル」の価値


日本の視聴者は、テキスト情報の処理能力が高く、文字から文脈を読み取ることを好む傾向があります。


1. 視聴ターゲットの「自分事化」を加速させる


メインタイトルが「企業名」や「商品名」だけでは、初見のユーザーは「自分に関係があるか」を判断できません。サブタイトルによってターゲットを具体化することで、クリック率(CTR)が劇的に変わります。


メイン: 「クラウド会計ソフト A」

サブ: 「個人事業主の確定申告を10分で終わらせる唯一の方法」

効果: ターゲット(個人事業主)が「これは私のための動画だ」と瞬時に判断し、視聴を開始します。



2. 「ベネフィット(利益)」の事前提示


動画マーケティングの最大の敵は「離脱」です。視聴者は「この動画を見て得をするか」を数秒で判断します。サブタイトルに視聴後のメリットを明記することで、視聴完了率を高めます。


メイン: 「営業スキルアップ講座」

サブ: 「成約率が30%向上する『最初の5分』の話し方」

効果: 動画を見ることで得られる具体的な成果(ベネフィット)が担保され、最後まで見る動機付けになります。



3. VSEO(動画検索エンジン最適化)への貢献


YouTubeやGoogleの検索アルゴリズムは、タイトルに含まれるキーワードを重視します。サブタイトルに検索需要の高いワードを盛り込むことで、露出機会を増やせます。


キーワードの補完: メインタイトルにはブランディング用の「情緒的な言葉」を使い、サブタイトルには「実用的な検索キーワード」を配置する二段構えが可能になります。

例: 「未来を創る(情緒) : 製造業のDX推進と自動化の事例集(検索ワード)」



4. シリーズ化による回遊性の向上


ビジネス映像を「点」ではなく「線」で捉えるマーケティングにおいて、サブタイトルは情報の整理棚(インデックス)として機能します。


一貫性の維持: メインタイトルを共通化し、サブタイトルで「導入編」「活用編」「Q&A編」と分けることで、視聴者が次の動画へ進むハードルを下げ、チャンネル内やサイト内での滞在時間を延ばします。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

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