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フェイク動画

意図的に作られた虚偽や誤解を招く映像コンテンツの総称です。(詳細は以下)

フェイク動画を解説するイメージ(監修・神野富三)

フェイク動画はふたつのタイプに分類できます。


ディープフェイク


実在する人物の顔や声をCGや編集による合成、AI技術で合成した動画です。AIツールを駆使して作成された場合、政治家や有名人の映像を精巧に合成できます。選挙への影響や、個人の信用を著しく損なう可能性があるため、AIによる検出技術の開発やプラットフォーム側の監視体制の強化が進められています。



コンテキストの改変編集


本物の映像を別の文脈で使用する手法です。本来の文脈から切り離された映像が別の出来事として扱われ、視聴者を誤認誘導します。特にSNSでの拡散が早く、一度広まると訂正が困難なため、情報源の確認やファクトチェックの重要性が増しています。世論操作などに悪用されるケースも多いため、メディアリテラシー教育の充実や、オリジナル映像との比較による真偽判定が重要な対策となっています。

映像制作会社としての視点


警鐘「ドキュメンタリーのエンターテイメント化」


現代では世界的な潮流として、「事実を再構成してストーリー化したドキュメンタリーコンテンツ」への抵抗感が薄れてきています。そして、そうしたコンテンツが日本にも流入し視聴率を得る流れがあるため、ここ日本においてもそうした「ドキュメンタリーの顔をしたエンターテイメント」番組が増えています。メディアリテラシー能力が問題になる今の時代に、公共の電波を利用するテレビ放送が、率先して事実誤認を誘導することは許されることではないため、明確なタイトル表示などの対策を講じるべきです。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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