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プレビュー

映像制作業界においては「チェックする」「事前に見る」「試写」とう意味で、撮影した素材や編集中の映像、公開前の完成版を再生、上映して見ることなど、多様な場面でニュアンスを持って使われる言葉です。

プレビューを解説するイメージ(監修・神野富三)

①撮影現場、ノンリニア編集ソフト、MAスタジオなどで、作業をしながらリアルタイム見るモニター画面の映像、あるいはひと作業終えて、作業した部分の映像を再生しながら確認することをプレビューと呼びます。


②完成後のクライアントへの確認試写、公開前の映画試写会もプレビューと呼ぶことがあります。


③映像を伴わない音声だけの録音をしている場合に、録音した音声を再生することは「プレイバック」と呼びますが、それに映像がリンクするとプレビューになります。


④放送・配信システムにおける送出確認。スイッチャーや配信機材において、次に送出する映像を待機させておく状態やそのモニターを指します。 スイッチャーで、現在オンエアされている映像(Program)に対して、次に切り替える予定の映像を選択している状態。



映像制作の現場から



本番に対義する意味での試写(再生)


「プレビュー」は、映像業界に入ると頻繁に耳にするようになります。おそらく、業界人が「それっぽい言葉」として覚え、「本番」に対義するさまざまな場面で使ううちに、結果的に広く流通していった側面もあるのでしょう。


余談になりますが、テープ編集時代の編集機の「プレビューキー」は、あくまで編集点の様子を擬似的に確認させてくれる機能でした。そして、いよいよ「Go Toキー」を叩くと、テープの磁気信号を上塗りしてしまうことから「もう取り返しがつかない!」という恐怖がありました。

だからプレビューは、逆に「プレビューだから大丈夫」という妙な安心感がある用語だったことを思い出します。

今は⌘+zとかCtrl + z(undo)を押すだけで復元できますからね。

執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わりながら

​ビジネス映像制作のノウハウを伝承する「名古屋映像設計研究所」を主宰

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