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SDR(エスディーアール)
SDR(Standard Dynamic Range)とは、映像で扱う明るさの範囲を、従来のテレビやディスプレイに適した範囲に収める方式です。HDRよりも表現できる輝度の幅は狭く、明るい部分と暗い部分の差を比較的小さな範囲に収めて表示します。
SDRは、テレビ放送や企業映像、Web動画などで長く使われてきた標準的な映像方式です。HD映像では、一般にRec.709を基準とした色域や信号特性と組み合わせて扱われます。
SDRとHDRの違い
HDR(High Dynamic Range)は、SDRよりも広い輝度範囲を扱う方式です。太陽光の反射や照明器具、金属の輝きなどの強い光を、より明るい光として表現できます。また、暗部についても階調を残しやすくなります。
SDRでは、その範囲を超える明るさや暗さは圧縮されるため、ハイライトが白く飽和したり、暗部が黒くつぶれたりすることがあります。
映像制作におけるSDR
SDR映像の制作では、基準となるモニター輝度として100cd/m²前後が用いられてきました。
LogやRAWで広いダイナミックレンジを記録した素材でも、最終的な納品がSDRであれば、編集やカラーグレーディングの段階でSDRの表示範囲に合わせます。
SDRはHDRより表現できる輝度範囲が狭い方式ですが、解像度や映像そのものの品質を意味する言葉ではありません。4K映像でもSDRは存在します。
最終更新日
2026年10月16日 16:43:45
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