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キューシート

放送番組のタイムスケジュールを秒単位で管理する一覧表ないしは、VTRの記録内容をタイムコードと共に書き込んだ一覧表です。(詳細は以下)

キューシートを解説するイメージ(監修・神野富三)

番組進行用のキューシートは、与えられた時間枠の中を、ディレクタータイムキーパーが項目を割り振って作成したタイムスケジュールで、番組の進行を管理するための書類(データ)です。


VTRの記録内容としてのキューシートは、ショットあるいはクリップ毎のタイムコードとともに、その内容をわかりやすい言葉で説明した記述の一覧表です。収録済みテープ(データ)やテレビ局への入稿用VTR(データ)に付属されます。「録画記録」とも言います。

映像制作会社としての視点


録画記録としての「キューシート」


かつてのENG取材では撮影内容を、撮影しながら、あるいは休憩中、終了後に、「録画記録」としてカットの内容とタイムコードをテープ(ロール)ごとに書き記し、その紙をテープの箱に入れていました。これはVEカメラアシスタントが、休憩中や終了後にVTRを再生しながら作成していました。

私が勤めていたプロダクションでは、この用紙には「キューシート」というタイトルが印刷されていました。撮影テープに添えるのであれば、やはり「録画記録」が相応しいと思いますが、同業者もこの用紙を使っていた記憶があります。


現代のENG事情は少人数体制でありながらハードワークのため、この録画記録が作成される現場は多くないようです。撮影素材がデジタル動画ファイルとして保存される今は、ショット(ファイル)ごとにサムネイルが生成されるため、テープ時代ほど、素材の探索が難しくないという事情もあるかも知れません。



執筆者・神野富三

名古屋の映像制作会社・株式会社SynApps代表取締役プロデューサー

シナリオ・演出・編集まで一貫して手がける映像プロデューサー・ディレクターとして40年にわたり映像制作に携わる

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