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報道パン
報道取材のカメラワークで使われる「素早いパンニング」のことです。カメラワーク用語で正しく言うと「クイックパン」のこ とで、一部の地域、一部の業界で使われていた用語です。
このパンニング法で撮った画は、一般的なPRビデオの撮影では、すわ「事件か!?」という印象を与えるため使いようがありません。昔、報道(ビデオ)カメラマンがブライダルビデオ撮影のアルバイトをすると、この「報道パン」をして叱られている姿をよく目にしました。幾分、揶揄する意味で使われていた用語です。
報道パンの概要
取材現場の状況と事件の核心を、1カットの短い時間の中に凝縮して見せます。具体的には、その場所全体の雰囲気を伝える広めの映像を1〜2秒映し出し、そこからあっという間にカメラを旋し、今日のニュースの焦点となる部分にズームインしてフィックスします。
ニュース番組の限られた放送時間の中で、取材VTRには極限までの簡潔さが求められるため、その結果として報道パンが生まれました。この技法では、パンニングの途中の映像が非常に速いため、何が映っているのかがほとんど判別できません。それは、その場所の状況と事件現場との間の「関係性」を示すことに重点が置かれているためです。
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